【読書メモ】なまけ者のさとり方 / さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

「わかっちゃった人たち」を読んだあと、
「あれ?悟りってなんだっけ?」と混乱が起きました

西洋的な「悟り」と東洋的な「悟り」
なんか違う気がする
いや、同じなのか?

混乱を抱えて密林に分け入ると、
「こんなものも購入しています」と言われ、
つい手にした2冊です

さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる/徳間書店

¥1,944
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こちらは「ニュー・アース」が全米でベストセラーになっている、
エックハルト・トールによるもの

「いまここにあること」への考え方や、
その意識の保ち方などが書かれています

やっぱり「意識」なのね、という感じ
どこに「意識」を持っていかれているか、
それに気づいて戻ってくることが大切ということを、
再認識できました

余分な思考やめんどうな感情から離れる方法、
「今」と「ここ」に意識を戻す方法なども、
エクササイズ的に詳しく載っているので、
自分の思考や感情とのつき合い方を模索している方には、
参考になるのではと思います

ちなみに「ニュー・アース」はオーディオブックで聞きましたが、
長過ぎて気を失いかけること数度(笑)

しかし現象や意識の対象に名前をつけて明確化し、
処理しようとする試みは参考になります

どちらの本にも同様の表現が使われているので、
私はどちらか1冊読めば十分だと感じました

なまけ者のさとり方 PHP文庫/PHP研究所

¥555
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もう1冊は、こちら
ごちゃごちゃした考え方や手法は横へ置いておいて、
「浮かんで来た感情をそのまま愛しましょう」という内容

「愛」って、私もよく使うのですが、
私の使う「愛」は名詞
アメリカの自己啓発やこの手の本では、
動詞なのだなぁ~と感じます

名詞の「愛」も、他に言いようがないので使っています
動詞の「愛する」にはまだ抵抗あるなぁ(笑)

どちらの本も、「悟り」ってシンプルだよ、
と言っていることに変わりはありません

「悟るなんて難しそう」という思い込みを手放すことや、
「悟ろう」なんて思わないことが、
一番その状態に近いのかもしれません

単純に、「あぁ、この感情いらないな~」
「この壁じゃまだな~」と手放していけば、
そのうち不要品のくっついていない状態に、
なるのかもしれませんね

そして、一応マップにしておこうかな~と思ったのですが、
先週金土とマナセラピーの勉強会へ行きまして、
「あぁ、そうだったな」というお話をうかがいまして、
引っかかっていたことが腑に落ちました

で、マップを作る必要もなくなってしまいましたので、
レビューだけ書いてみました

実は何度も聞いていたお話(;^_^A
私が本を読んでかえってごちゃごちゃにしていたみたいです

西洋的な論理性の方が、実はスッキリしていないってこと、
けっこうあるのは当然のこと

日本人はこの辺を、言葉を介さずに感覚でわかるのに、
またアメリカ経由って、逆輸入!?

コストも手間もかかるので、
地産地消がよろしいですね

というわけで、久しぶりに手持ちの本をごっそりと、
処分することにしました

つい、頭でっかちになってしまう私

「書を捨てよ、街へ出よう」

あっちへ行ったりこっちへ行ったり、
人と合うことで、一緒に学びあうことで、
もっと体感的に「わかる」ようになりたいな~

そういえば、4月のテーマは「集い Gathering」でした♪