フリースクールで自分史マインドマップ

マインドマップ、速読術、記憶術 シニアインストラクター 安田真知子
『あなたの担任 まっちー』です(^ ^)

本日は、フリースクールでマインドマップの授業をしてきました
テーマは「自分史」

学校に行けなかったり、学習面で遅れがあったり、
人間関係に不安がある子達が集まるフリースクールでは、
少しずつ自分と向き合い、自己を表現することを練習させてきました

今日はその一環として、

・これまでの自分を振り返り、自分の「特性」を知ること
・これまでの思い出(特に負の)を書き出し、客観視することで、これまでと違った解釈ができるようになること

などを目的に、「自分史」作り

「書きたい年齢のところから書いていいよ」
「いやなことは無理に書く必要はないよ」
「真ん中のイメージだけかいてもいいよ」
「真ん中のイメージが浮かばなければ、周りだけかいてもいいよ」
「言葉が出なければ、枝だけたくさん伸ばそう」

と伝えました
もう半年くらいマインドマップを使っているので、手が止まってしまう子はいません

無理に何かに気づかなければいけないこともないし、感謝できることを探そう、みたいなことも言いません

家族や周りの人々、
小さいころ好きだったもの、
友達との関わり、
楽しかった思い出、

などを、ただ書き出すことで、過去の解釈が変わったり、今の自分の立ち位置がわかったり、将来やってみたいことや、どういう人間関係を築きたいかなどが見えてきます

それが、未来の自分を作るのです
「キャリア教育」は、仕事の向き不向きのテストなどよりも、こうした「特性」に自分で気づき、主体的に職業を選びたくなる流れを作ってやることが重要だと思います

これは、作文ではできないことです
作文は、評価が前提、誰かに見せるのが前提ですから、本当のことは書きません
誰にも見せないと言ったとしても、原稿用紙を渡されれば、「きれいに」まとめた自分像を書くのが普通です
そう「訓練」されているのですから

マインドマップは、心の状態をそのまま、目の前に取り出す作業
そして、俯瞰して、勝手に気づいて、勝手に変わって行きます
自分で自分を、セルフコーチングする子も出てきます

未来の夢をかくマインドマップの授業などもこれまでに行ってきました
過去を振り返るマインドマップをかいてみることで、さらに、未来の自分との関係が、良くなることを期待しています

手順を説明しながら、例として私の生い立ちを板書してみました
「運動会1位、嬉しい」は、ただの例で、そんなこと思ったこともありませんが(笑)

生まれた時に「死ねばいいのに」と言われた私、

出てきたばかりで、帰れとは!(笑)

負けないぞ!って思ったわけではないけれど、こんなに大きくしぶとく生きてます、って言ったら、生徒は大爆笑でした

あ、重い話ではないのでご心配なく^^;

そうそう、こんな風に「キャリア教育」にも生かせるのが、マインドマップです
生徒との距離も縮まりやすいんです

学校や塾でも、もっと取り入れてほしいなぁ~

栃木県宇都宮市を中心に全国で、
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